色々あったら大学生が終わった。もう学割が利かない。
学校の課題の度にポートフォリオサイトを作っていたら、5個もサイトができていた。GoogleサイトだのWIXだのエディターXだの。ので、どれかひとつ流用してもいい気はしたものの、事例公開されたら詰むのとURL変更が面倒くさいのでjimdoさんで継続します。絵はtumbrlにアップロードします。溜めこみすぎなので徐々にしていきます。
卒業制作について
先生との幾たびの価値観バトルを経て何とか作り上げました。TLで響き渡る断末魔については誠に申し訳ございませんでした。
線画はフルアナログ。腱鞘炎の手を震わせながら何でアナログにしたんだろうかと、ノリと勢いで決めた自分に恨みを募らせていた気がします。手描きの方がしっくりして描きやすいけど、それはそれとして身体にガタが来る。椅子もガタが来て4-5回壊れました。木製の椅子なのでハンマーで叩けば直るのですが、そのついでにハンマーで自分の肩も叩く日々でした。クリエイターって命がけなんだなあとぼんやり思うなど。
20P越えの漫画を描くということと、一般向けに描くということが初めてで(今までの作品が全部カニバリズムだったので……)人に見せるものを作ることへの難しさを噛みしめておりました。なので、皆さんに読んで頂いて感想も頂いて大変うれしかったです。賞も頂けて。絵で表彰される経験がなかったものですから大喜びしておりました。やった~~うれし~~わ~~いと言いながら卒業展示をぐるぐる見回っていました。
頂いた感想につきまして、姉弟に感情移入できた方、できなかった方、感情移入はできなかったけど状況は理解できたよという方、様々いらっしゃってとても興味深かったです。万人に分かりやすく伝えるという点では非常に未熟である証ですが……。私は「彼らの行動原理と結果は理解できるし、一部の状況に対しての感情移入はできるが、彼ら自身については完璧には理解できない」という感じでした。
「何かと共感を求められる世情ですが、人は人と完全には分かり合えず、理解したとしても関係は必ずしも良好になるとは限らないと考えます。それでも、人間関係の構築・変化のためには本音での葛藤や衝突は避けられません。本作は終ぞ寄り添えなかったが、分かり合えた姉弟の話です」
↑をキャプションに書いていたから多分そういうことなんだと思います。
私自身の創作スタンスが、一人の存在と見立てたキャラクターを傍観するというものなので、そうなってしまっているのだと思います。某局のドキュメンタリー番組の72時間とかすごく好き。という感じで、卒制では自分の世界観や創作スタンスは出せたけど、読者に向けたエンターテイメントは出来ていなかったなあという具合です。
頑張りたいね。
因みに作品はまだネット公開していないのですが、あることを待っておりまして……。折が来ましたら元気よく公開すると思いますので、よろしくお願いいたします。
今していること
新しい漫画を描こうと画策しており、その断片や呻きをTLに流しているところです。ところが、卒制で燃え尽きたのか木の芽時のせいなのか何なのかで、まったく絵が描けなくなりました。制作中は思考を内側(己の中側?)に曲げがちで、VS自分の状態になるせいか、非常に失敗を恐れる上になんか攻撃になってしまい。非常に見苦しい姿をお見せしている次第です。申し訳ない。
未成年喫煙にまつわるジュブナイルを描こうとしています。ただ、自分が煙草を吸ったことがないもので、吸う時の心情が分からず。とりあえずコンビニで買ってきてそわそわしながら封を開けて、むしゃくしゃした夜に吸うてみました。むせました。喉がやられました。世情も世情なので煙草は禁断のブツみたいにおもっていたのですが、「あ~~こんなんなんだ」と妙に腑に落ちるなどしていました。
GWでちょっとずつ調子が戻ってきたので……来ていたらいいな……。ちびちびと制作していきたく思います。
実のところまだお伝えしたいことはありますが、文章もやたら冗長になったので、ここら辺にて失礼いたします。
卒展ははしゃいでいました。